◇Clown Act◇⇧



「ショウかぁ…。ショータイムのショウ!ってやつ?キミのことは大嫌いだけど、名前はピエロらしくて好きだよ」


「うるさい、黙って。ほら行くよ」



口を開けばふざけたことばかり言うピエロの手を引いて、みんなのもとへ戻る。


一連の流れを見ていたみんなが心配そうなまなざしを向けてくる。


私は安心させるようピエロらしく笑った。


言葉なく理解してくれた若松先輩が
「行くぞ」と合図をする。


私たちのグループ53は

体育館への道筋へと足を踏み出した。