「ショウかぁ…。ショータイムのショウ!ってやつ?キミのことは大嫌いだけど、名前はピエロらしくて好きだよ」 「うるさい、黙って。ほら行くよ」 口を開けばふざけたことばかり言うピエロの手を引いて、みんなのもとへ戻る。 一連の流れを見ていたみんなが心配そうなまなざしを向けてくる。 私は安心させるようピエロらしく笑った。 言葉なく理解してくれた若松先輩が 「行くぞ」と合図をする。 私たちのグループ53は 体育館への道筋へと足を踏み出した。