「キミたちには悪いけど、こればかりはオレたちピエロに決める権限がある」 パープルのピエロが毅然と告げた。 お兄ちゃんは動きを弱める。 「オレがキミたちとトモダチになる条件。 それは、この子の薬指にリングをはめることだ」 そう言うと、真っ赤にペイントされた唇は、私の薬指にしっとりと口づけを落とした。 火に油だ。