「リーシアへ

過去は変えられなくても、未来は変えられるんだ。

例え、夢で見た未来だとしても。

リーシア、世界に絶望するにはまだ早い。

リーシアの未来を輝かせられるかは、リーシア次第だ。

しばらく私は大丈夫とリーシアの頭を撫でてあげられない。

それでも、必ずいつか迎えに行くから、それまでどうか生きていて。」


ルイズ様は優しくて、私に願ったことは「生きていて」のたった一言だった。


それがどれほど私の支えになったか、次に会えたときに伝えたかった。


私もルイズ様を愛していると伝えたかった。


それまで絶対に生きてみせるから。


どうかいつか迎えにきて下さい。