「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

「素敵なことを教えてください」

「ひと晩かけて教えてやる」

 少しずつふたり分の体温が溶け合って、言葉が少なくなっていった。

 与えられる喜びは初めてのものばかりだったが、どれもエレオノールの心を震わせる。

 長い間つらい人生を送ってきたふたりが、ようやく幸せを感じた夜だった。