しかし眠るリュースはとても恐ろしい存在に見えない。
『この子はこれからもっとあなたたちを驚かせるわ。だけどどんな時でも味方でいてあげて』
「ええ、もちろんです」
『それでこそお母さんね。……お父さんの返事は?』
「言わなければわからないほど、俺との付き合いは浅くないだろう」
『そういうの、つがいの前で言うのはどうかと思うわよ。人間ってそんなに浅慮なの? それともジークが残念なだけ?』
からかうシュルーシュカの腹を、ジークのかかとが抗議するように蹴る。
まったく堪えた様子なく笑ったシュルーシュカにつられ、エレオノールも口もとを手で隠した。
『この子はこれからもっとあなたたちを驚かせるわ。だけどどんな時でも味方でいてあげて』
「ええ、もちろんです」
『それでこそお母さんね。……お父さんの返事は?』
「言わなければわからないほど、俺との付き合いは浅くないだろう」
『そういうの、つがいの前で言うのはどうかと思うわよ。人間ってそんなに浅慮なの? それともジークが残念なだけ?』
からかうシュルーシュカの腹を、ジークのかかとが抗議するように蹴る。
まったく堪えた様子なく笑ったシュルーシュカにつられ、エレオノールも口もとを手で隠した。

