『今、私から呼びかけようと思っていたところよ。リュースが私の声を聞いてくれないわ。……なにがあったの?』
(わからない。ただ、リュースがひどく興奮している)
『それは私にもわかっているわよ。だって飛び出していったもの』
シュルーシュカがそう言った時、上階から轟音が響いた。
(なんだ?)
『――驚いた。城の一部が崩れたわ』
外にある竜舎から見えているのか、シュルーシュカの声に緊張が混じる。
『嵐のせい……だけではないんでしょう。リュースは? そこにいる?』
(いない。暴走しているようだ)
話しているうちにジークハルトの頭が冷え、冷静に物事を考えられるようになる。
(わからない。ただ、リュースがひどく興奮している)
『それは私にもわかっているわよ。だって飛び出していったもの』
シュルーシュカがそう言った時、上階から轟音が響いた。
(なんだ?)
『――驚いた。城の一部が崩れたわ』
外にある竜舎から見えているのか、シュルーシュカの声に緊張が混じる。
『嵐のせい……だけではないんでしょう。リュースは? そこにいる?』
(いない。暴走しているようだ)
話しているうちにジークハルトの頭が冷え、冷静に物事を考えられるようになる。

