「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

「はい。次にこの飲み薬ですが、お伝えした通り普通の回復薬です。外側から怪我を治したので、内側からも治す必要があるんです。流れてしまった血は戻せないから薬で増血させる、というのが一番わかりやすい説明かと思います」

 ほかにもいろいろな効果はありますが、と付け加え、エレオノールは小瓶の片付けを済ませて立ち上がった。

「よろしければお持ちください。必要なければ捨ててしまって構いませんので」

「捨てるにはしのびない。きっとこれも効果のあるものなのだろう。だったらお前が持っておけ」

 単なる薬嫌いから服用を拒んでいるようには見えなかった。