突然の出来事に困惑していた人々の中から拍手を贈る者が現れ、次第に割れんばかりの大きな祝福の音となってその場を埋め尽くす。
唯一、ジークハルトだけが片時も目を逸らさないまま、兄と恋人を見ていた。
パーティーが終わる前に、エレオノールは城の最上階にあるハインリヒの私室へ連れ出された。
ベッドの上に投げ出され、咄嗟に起き上がろうとするもその身体の上にハインリヒが覆いかぶさる。
「なにを……!」
「あの程度で終わりだと思われては困るだろう? お前が俺のものになったと知った時のあいつの顔を見るのが楽しみだ」
「ふざけないで……っ」
唯一、ジークハルトだけが片時も目を逸らさないまま、兄と恋人を見ていた。
パーティーが終わる前に、エレオノールは城の最上階にあるハインリヒの私室へ連れ出された。
ベッドの上に投げ出され、咄嗟に起き上がろうとするもその身体の上にハインリヒが覆いかぶさる。
「なにを……!」
「あの程度で終わりだと思われては困るだろう? お前が俺のものになったと知った時のあいつの顔を見るのが楽しみだ」
「ふざけないで……っ」

