「では、新しい公爵家の誕生とジークハルトの婚約を祝いましょう。ちょうどよかったわ。今夜、偶然諸侯を呼び寄せて慰労会を開くところでしたのよ。あいにくの天気ですが、充分に人が集まるでしょう」
皇妃の視線が窓の外へ向く。
エレオノールたちが来た時は晴れていた空が、今はどんよりと暗い。いつ雨が降り出してもおかしくなさそうだ。
「ああ、周知にはふさわしい場だな。――ジークハルト、婚約者とともにパーティーに参加しろ。必要なものがあれば申し出るがいい。祝いとして可能な限り用意させよう」
「ありがとうございます。皇帝陛下」
皇妃の視線が窓の外へ向く。
エレオノールたちが来た時は晴れていた空が、今はどんよりと暗い。いつ雨が降り出してもおかしくなさそうだ。
「ああ、周知にはふさわしい場だな。――ジークハルト、婚約者とともにパーティーに参加しろ。必要なものがあれば申し出るがいい。祝いとして可能な限り用意させよう」
「ありがとうございます。皇帝陛下」

