言外に込められた『母と同じような女性を生み出すつもりはない』という思いを知ってか知らずか、皇帝は急に興味を失った様子で言った。
「皇妃の言う通り、皇家の籍を抜けるがいい。今後は母方の姓を名乗り、コドレア公爵として生きよ」
「異論はございません。寛大なお言葉を賜り感謝申し上げます」
あっさりと選択したジークハルトに言いたいことは山ほどあったが、今は黙っているしかない。
エレオノールはもどかしい気持ちで、早くこの居心地の悪い親子のひと時が終わるよう願った。
「皇妃の言う通り、皇家の籍を抜けるがいい。今後は母方の姓を名乗り、コドレア公爵として生きよ」
「異論はございません。寛大なお言葉を賜り感謝申し上げます」
あっさりと選択したジークハルトに言いたいことは山ほどあったが、今は黙っているしかない。
エレオノールはもどかしい気持ちで、早くこの居心地の悪い親子のひと時が終わるよう願った。

