「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

 ジークハルトは苦笑すると、エレオノールの手を引いてシュルーシュカの背に導いた。

『私の上で愚かな真似をしたら落としてやる』

「大丈夫です、シュルーシュカさん。私がさせません。……恥ずかしいですから」

『あなたこそ安心していいわよ。落とすのはジークだけだもの』

「おい」

 エレオノールがリュースを抱え、ジークハルトがエレオノールを抱えた体勢になる。

 恋人となった人のぬくもりを背に感じ、エレオノールはまた頬を赤らめた。

「みゃあっ!」

「この子、なんだか喜んでいるみたいです」

「素直に主人を祝福するあたり、シュルーシュカよりもできたドラゴンだな」