初めての胸の高鳴りがどんなものだったか、不思議と今は思い出せない。
(リュースの件では悪い人だと思ったのよね)
出会いが特別だったからこそ、強引にリュースを奪おうとした姿への拒否感が強かった。
落胆したというほうが正しいかもしれない。
だからこそ子竜を守るべく城での生活に馴染もうとしたのに、そこからは問題続きでうまくやれたといえる記憶はまったくなかった。
(普通に話せるようになったのは、助けられてから?)
気がつけば、エレオノールはジークハルトに心を許していた。
それが他人には感じ得ない特別な感情だと知ったのは、最近の話である。
「みゃ」
(リュースの件では悪い人だと思ったのよね)
出会いが特別だったからこそ、強引にリュースを奪おうとした姿への拒否感が強かった。
落胆したというほうが正しいかもしれない。
だからこそ子竜を守るべく城での生活に馴染もうとしたのに、そこからは問題続きでうまくやれたといえる記憶はまったくなかった。
(普通に話せるようになったのは、助けられてから?)
気がつけば、エレオノールはジークハルトに心を許していた。
それが他人には感じ得ない特別な感情だと知ったのは、最近の話である。
「みゃ」

