もしもエレオノールがリヨンに帰るとしたら、なにが起きても味方でいてくれる相手の存在が必要だ。
『俺がお前の居場所になってやる』
ジークハルトの言葉があるから、勇気を出せた。
「私も頑張るから、あなたもお留守番を頑張ってね」
「あみゃあ」
「こら、指を噛まないの」
鼻をつつかれたリュースがエレオノールの指を掴んで口に入れる。
ずらりと並んだ白い牙は細い指を傷つけなかったが、代わりによだれでべとべとにした。
◇ ◇ ◇
『俺がお前の居場所になってやる』
ジークハルトの言葉があるから、勇気を出せた。
「私も頑張るから、あなたもお留守番を頑張ってね」
「あみゃあ」
「こら、指を噛まないの」
鼻をつつかれたリュースがエレオノールの指を掴んで口に入れる。
ずらりと並んだ白い牙は細い指を傷つけなかったが、代わりによだれでべとべとにした。
◇ ◇ ◇

