「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

「頑張ってパートナーを務めますね。でも、ベルグ帝国の作法には詳しくありませんし、パーティーに着ていくドレスや、装飾品を持っていません」

「作法については専属の教師を呼ぶ。城の図書室も開放するから、必要があれば好きな時に勝手に学べ。ドレスや装飾品も心配するな。シュルーシュカのおねだりに比べれば安いものだ」

 ほかに問題は?と言いたげなジークハルトの足をリュースが上り始める。

 それを見たエレオノールは、リュースが爪で衣服に傷をつけないよう急いで引きはがして腕に抱いた。

「リュースはどうしましょう。連れて行くわけにはいかないと思います」