「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

(気心知れた相手だと思ってくれているんだ)

 招待を受けて最初に声をかけてくれたのも光栄で、先ほどしかめたエレオノールの顔が奇妙な表情に歪んだ。

 うれしいと思っている笑みをなんとか誤魔化そうとしているのは明らかだったが、本人はまったく気づいていない。

「なんだ、その顔は。俺に誘われるのは嫌だったか」

「違います! そうじゃなくて、本当に私でいいのかと……」

「お前がいいから誘いに来たんだ。それとも雇い主として命じたほうがよかったか?」

 またも軽口を叩かれ、エレオノールは今度こそ笑ってしまった。