「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

「言わなかったものへの配慮を求めるつもりはありません。お気になさらないで。それにシュルーシュカさんのことは怖くないんです。……今は、ですけど」

「あいつとなにかあったのか?」

「あなたの意識がなかった時に少しお話をしました」

 助けてほしいと懇願したシュルーシュカの声はまだ耳に残っている。

「人間と同じようにドラゴンにも個によって性格や思考が違うんですよね。それがわかったので、もう大丈夫です」

「……俺が言うと贔屓に取られるだろうが、あいつは悪いドラゴンじゃない。たしかに皮肉屋だし、強欲で傲慢で機嫌の悪い時は心底面倒で……」