家族に疎まれ、エルフや村人たちからは遠巻きにされ、そうした扱いを受け入れるのが当然だったエレオノールは、ジークハルトの紫水晶の瞳を思い出して息を吐いた。
あの瞳がほかの人々と同じように拒絶の色を浮かべるところを見たくないと思っていたのに、こんな関係になってはもうどうしようもない。
「あみゃあ」
切なげに星空を見ていたエレオノールの足もとで、いつもより緩慢な鳴き声が聞こえた。
「どうしたの、リュース。起きちゃった?」
「みゃあ……」
「私もなの。おいで」
孵った頃よりひと回り大きくなったリュースを膝にのせ、エレオノールは目を閉じる。
「……無事に帰ってきたらいいね」
あの瞳がほかの人々と同じように拒絶の色を浮かべるところを見たくないと思っていたのに、こんな関係になってはもうどうしようもない。
「あみゃあ」
切なげに星空を見ていたエレオノールの足もとで、いつもより緩慢な鳴き声が聞こえた。
「どうしたの、リュース。起きちゃった?」
「みゃあ……」
「私もなの。おいで」
孵った頃よりひと回り大きくなったリュースを膝にのせ、エレオノールは目を閉じる。
「……無事に帰ってきたらいいね」

