シーツを拾ったジークハルトは、それをエレオノールの目の前でわざと見せつけるように振った。
「俺のせいで汚れてしまったな。手伝おう」
「それはずるいです……」
「なんとでも言え」
洗濯物のカゴを奪われたエレオノールは、さっさと歩き出したジークハルトの後を慌てて追いかけた。
「私だって手伝いますからね! あなたにばかりやらせるつもりはありませんから!」
「張り切るのは結構だが、仕事が大変だと言ったのはお前自身だろう。だったら無理をせず、素直に休んだらどうだ」
「大変だってわかっているから、あなたにやらせられないんじゃないですか……!」
「俺のせいで汚れてしまったな。手伝おう」
「それはずるいです……」
「なんとでも言え」
洗濯物のカゴを奪われたエレオノールは、さっさと歩き出したジークハルトの後を慌てて追いかけた。
「私だって手伝いますからね! あなたにばかりやらせるつもりはありませんから!」
「張り切るのは結構だが、仕事が大変だと言ったのはお前自身だろう。だったら無理をせず、素直に休んだらどうだ」
「大変だってわかっているから、あなたにやらせられないんじゃないですか……!」

