「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

 それを聞いたエレオノールは、仕方がないとすぐに聞き入れた。

(もう少し柔軟に対応してくれたらよかったのだけど。いきなり来た人間があれこれ言える話じゃないだろうし、こういうところは食材の管理なんかも厳しいのでしょうね)

 こうして今日まで、エレオノールの食事は味の薄い野菜スープと山羊の乳だけになっている。

 そんな食事で夕方まで持つはずもなく、最近のエレオノールはずっと空腹に苛まれていた。

(初めて会った時は素敵な人だと思ったのに)

 エレオノールはカゴに積んであったシーツを一枚手に取ると、目の前の穏やかな流れに浸して手を動かし始めた。