「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

『あなたも強運の持ち主よねえ。この私に触れることを許されただけじゃなく、古代魔法を扱う人間と、希少種のドラゴンの子どもに出会えたんだから』

「……待て、古代魔法を扱うだと?」

『怪我の手当てをしてもらった時に気づかなかった? あなたの身体に残った魔力の痕跡は、私たちや耳長の使う魔法と同じものよ』

 シュルーシュカの言う耳長とは、エルフのことである。

『人間なんかじゃ扱いきれないもの……というより、どこで学んだのかしらね。耳長が人間に教えるはずもないし』

「知っていたならどうして言わなかった?」

『聞かれなかったもの。それに、今思い出してあげたんだから感謝なさいよ』