「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~

「リュースはどう? 古代の言葉で”光”を意味するの」

「みゃあ! みゅ!」

 子竜は持っていたエラフィの角を放り出すと、その場に手をついてくるくると回り始めた。

まだ小さい翼を懸命にはばたかせ、精一杯の喜びを伝えようとしているふうに見える。

「みゃあっ」

「きゃっ」

 勢いよく飛びつかれたエレオノールは、不意打ちのせいでまたベッドにひっくり返ってしまった。

 胸の上に乗った子竜がかわいらしい声で鳴きながら、エレオノールに頬擦りをする。

「そんなにうれしかったの? よかった、あなたにぴったりの名前をつけられて」

「みゃあ!」