「星乃先輩!奇遇ですね!」
「え…あ、うん。そうだね」
急にみのりちゃんに話しかけられて、さすがの四季くんも困惑している。
四季くんはみのりちゃんが自分のことを好きになっていることを知らない。
皐月くんのことを見向きもしなくなったみのりちゃんを不審がっている。
「男性だけで盛り上がりたいだろうに…女子がいたら雰囲気壊れません?」
「なんで?」
「女子がいたら話せないこともあるじゃないですか?」
「いや、無いよ?シュリがいなきゃつまんないから」
「…へぇ。三神さんって彼氏に気を遣わせるタイプの彼女なんだ」
面白くなさそうに、みのりちゃんは自分の席に戻った。
「いい加減にしなよ。食べたらすぐに出よう」
夕凪がみのりちゃんを嗜めてくれる。
四季くん達が座っている席に私も座ったら、スマホにメッセージが届いた。
すぐ近くにいる夕凪から「ごめんね」って送られてきている。
目が合った夕凪に、私はにこって笑いかけた。
「ねー、かいちゃん。ぼく、ハンバーグもステーキも食べたい!」
「好きなの食べな」
「やったー。あとドリンクバーとサラダバー!」
「小さいのによく食べるなぁ」
「はー?全然小さくないし」
心なしか、皐月くんの声が普段より大きい。
きっとまた雰囲気を変えてくれているんだ。
こういうときにいつも皐月くんのキャラクターに助けられている。
ありがとうなんて言ったら、何が?ってそっけない態度とられるんだろうな。
「え…あ、うん。そうだね」
急にみのりちゃんに話しかけられて、さすがの四季くんも困惑している。
四季くんはみのりちゃんが自分のことを好きになっていることを知らない。
皐月くんのことを見向きもしなくなったみのりちゃんを不審がっている。
「男性だけで盛り上がりたいだろうに…女子がいたら雰囲気壊れません?」
「なんで?」
「女子がいたら話せないこともあるじゃないですか?」
「いや、無いよ?シュリがいなきゃつまんないから」
「…へぇ。三神さんって彼氏に気を遣わせるタイプの彼女なんだ」
面白くなさそうに、みのりちゃんは自分の席に戻った。
「いい加減にしなよ。食べたらすぐに出よう」
夕凪がみのりちゃんを嗜めてくれる。
四季くん達が座っている席に私も座ったら、スマホにメッセージが届いた。
すぐ近くにいる夕凪から「ごめんね」って送られてきている。
目が合った夕凪に、私はにこって笑いかけた。
「ねー、かいちゃん。ぼく、ハンバーグもステーキも食べたい!」
「好きなの食べな」
「やったー。あとドリンクバーとサラダバー!」
「小さいのによく食べるなぁ」
「はー?全然小さくないし」
心なしか、皐月くんの声が普段より大きい。
きっとまた雰囲気を変えてくれているんだ。
こういうときにいつも皐月くんのキャラクターに助けられている。
ありがとうなんて言ったら、何が?ってそっけない態度とられるんだろうな。



