え?今…絶対キスしたよね!?
なんで誰も何も言わないの?
仲がいいとかって次元じゃないよね?
「いや…キス…」
「おい、四季。まさかシュリちゃんってまだ処女?最後までヤッてないの?」
「なに言ってるんですか!」
「キスくらいでうるさいから」
「いやいやいや…そりゃ驚きますよ。なんで!?」
「げー。シュリちゃんってもしかして″そういうの″、理解無い派?」
「そんなんじゃないよ!いきなりだとびっくりするよ。あの…お二人は付き合ってるんですか?」
「あー、シュリごめん。ちゃんと言ってなかったっけ?」
「聞いてない…」
それで全てに合点がいった。
海斗さんが学園に来ていたとき、本当に皐月くんを迎えに来たんだってことも、
いつもは四季くんにベッタリの皐月くんが、海斗さんがいるときは四季くんから離れていることも。
皐月くんがみのりちゃんに言った「恋人」って、海斗さんのことだったんだ。
みのりちゃんのことをアピールしていたときに、四季くんが「女に興味あったんだ」って言ったのも、そういうことだったんだ。
私がこのお泊まり会に参加しても四季くんが不安じゃなかったのは、
皐月くんと海斗さんが恋人同士だから、間違いは起こらないって信じられたんだ。
「そうだったんだ…そっかぁ…びっくりした」
そんな私のくちに四季くんがちゅ、ってした。
「見せつけられたから」
にこって微笑む四季くんに、皐月くんは珍しく怒らなかった。
可愛い八重歯をニッて見せて、「しーちゃんってシュリちゃんのことになるとムキになるよね」なんて笑っている。
あー…このお泊まり会、すごくカオスなことになりそうです…。
なんで誰も何も言わないの?
仲がいいとかって次元じゃないよね?
「いや…キス…」
「おい、四季。まさかシュリちゃんってまだ処女?最後までヤッてないの?」
「なに言ってるんですか!」
「キスくらいでうるさいから」
「いやいやいや…そりゃ驚きますよ。なんで!?」
「げー。シュリちゃんってもしかして″そういうの″、理解無い派?」
「そんなんじゃないよ!いきなりだとびっくりするよ。あの…お二人は付き合ってるんですか?」
「あー、シュリごめん。ちゃんと言ってなかったっけ?」
「聞いてない…」
それで全てに合点がいった。
海斗さんが学園に来ていたとき、本当に皐月くんを迎えに来たんだってことも、
いつもは四季くんにベッタリの皐月くんが、海斗さんがいるときは四季くんから離れていることも。
皐月くんがみのりちゃんに言った「恋人」って、海斗さんのことだったんだ。
みのりちゃんのことをアピールしていたときに、四季くんが「女に興味あったんだ」って言ったのも、そういうことだったんだ。
私がこのお泊まり会に参加しても四季くんが不安じゃなかったのは、
皐月くんと海斗さんが恋人同士だから、間違いは起こらないって信じられたんだ。
「そうだったんだ…そっかぁ…びっくりした」
そんな私のくちに四季くんがちゅ、ってした。
「見せつけられたから」
にこって微笑む四季くんに、皐月くんは珍しく怒らなかった。
可愛い八重歯をニッて見せて、「しーちゃんってシュリちゃんのことになるとムキになるよね」なんて笑っている。
あー…このお泊まり会、すごくカオスなことになりそうです…。



