四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「あの、そのことなんだけど…」

おずおずと四季くんを見上げたら、
やさしい目で微笑んで「なに?」って聞き返される。

「考えたんだけど…やっぱうちのママが反対すると思う。男性の中に私ひとりっていうのは…」

「うわっ。ぼく達がシュリちゃんのこと襲うとか思ってんの?」

「そういうわけじゃないんだけどっ…!」

「お母さん、反対するかなぁ?」

四季くんがスマホを操作する。

画面を私にも見せてくれた。

ママとのメッセージのやり取りだ。

四季くんはママとも仲が良くて、
私のことが心配だからって、お互いに連絡先を交換している。

「もちろんオッケー」の文字に大量のハートマーク。

メッセージの時間は…たった今!?

「なんで…」

「学園を出る前に聞いといた」

「オッケーって…」

私のポケットの中でブブっとスマホのバイブレーションが震えた。

通知欄にはママからのメッセージ。
まさか。

タップして開いたページには「四季ママもいらっしゃるかしら?ついでに結婚まで押し切ってきちゃいなさい」………。

嘘でしょ。

スタンプや絵文字が無くても分かる。

ママ、絶対にこの状況を楽しんでるし、浮かれてる。

思春期の娘ですよ!?