四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「シュリ!俺の部屋にいこ」

「うん。おじゃまします」

四季くんのおうちは大きい。
リビングも何畳分なのかよく分かんないし、
二階のお部屋の数も、一般家庭に比べたら多い。

時々、家事代行のひとが来てくれて、
お掃除とかしてくれるって言ってた。

ドラマみたいな世界だ。

二階のどのドアがなんの部屋かまでは把握できないから、
私はただ四季くんの部屋のドアだけを覚えていた。

四季くんだなぁって感じる、落ち着いた雰囲気のお部屋。

ひとが暮らしてる部屋なのに、
不思議と匂いがしない。

すごく清潔にしてるんだなってことが分かる。

だからこそ、四季くんの体が近くなると、
四季くんの香りを必要以上に意識しまうんだけど…。

落ち着く香り。
四季くんだけの香り。

四季くんの腕に包まれていると、
クラッとして、なんにも考えられなくなる。

これがフェロモンってやつ?