四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

なんて言ったのに、
四季くんのおうちの前までやって来て、開け放たれたリビングのカーテンを見たら、
そこにはしっかりと人の気配を感じた。

アスファルトの上。
その場にしゃがみ込んで、四季くんは深い深い溜め息をついた。

「四季くん、やっぱり私、帰ろうかな?」

しゃがんでうなだれたまま、四季くんは私の手首を掴んだ。

「ムリ。シュリ不足で死んじゃう」

「えっ。死なれたら困る」

「でしょ?だから一緒にいて?」

そんなに可愛い目で見上げられて拒否できる人間がいるのなら教えて欲しい…。

頷いた私の足元に抱きついて、四季くんは幼稚園児みたいな喜び方をした。