四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「それで?風紀委員のみのりちゃんがどうしたの?」

皐月くんに「みのりちゃん」って呼ばれた瞬間に、
みのりちゃんの顔がぶわっと赤くなった。

それを見て、私は全部を察した。

みのりちゃんは皐月くんのことが好きなんだ。

四季くんと一緒にいたら、
ほとんどいつも皐月くんもいるから、私が嫌いなんだ。

それって悲しいなぁって思った。

私はみのりちゃんのこと、嫌いじゃない。
彼女のことをあんまり知らないから嫌いになる要素も無いんだけど、
嫉妬する必要だってないのに、それで嫌われちゃうなんて悲しいよ。

「あ、もしかしてぼく達うるさかった?ごめんね?シュリちゃん、静かにしなきゃだめだよ?」

「私!?」

「一番騒いでたのは皐月だろ?」

「違うんです!」

「うるさかった?」って聞いた皐月くんよりも誰よりも、みのりちゃんが大きい声を出した。

ハッとして口元を抑えたみのりちゃんはまた赤くなって俯いた。