四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

写真はすぐに現像して、帰るときに渡してくれることになった。

せっかくだからって、ちょっとだけこのままで二人だけで話す時間をくれた。

庭園には気持ちのいい風が吹いていて、
目を閉じたら眠ってしまいそうな、あたたかい陽射しだった。

「シュリ、本当にきれいだよ」

「四季くんも、いつも本当にかっこいいけど、ほんっとにかっこいい!」

「あはは、語彙力!でもありがとう」

「私、今日のデートのこと忘れないよ。もちろん一番楽しみなのは………本番だけど…」

「シュリ?」

「ん?」

「んー。今、すっごくキスしたいけど我慢する」

「なんで?」

「ウェディングドレス姿のシュリにキスするのは本番のときじゃなきゃダメ」

「…ん。そうだね」

四季くんが、ウェディンググローブをはめた私の手をそっと包み込んだ。

トン、って右手を私の心臓がある近くに置いた。

「トクン、トクンってしてる」

「うん。すごくドキドキしてるよ」

「ねぇ」

「なぁに」

「シュリのココ、俺だけの居場所にして?」

「なに言ってんの。もうずっとそうだよ。これからもずっと」

「シュリ」

「はい」

「いつか絶対に、絶対に俺と結婚してください」

「四季くん…」

「シュリが居ない世界なら要らない。共依存とか諦めとかじゃなくて、お互いを尊重してるから、信頼してるから認め合える関係でいたい。絶対に幸せにします。これからもずっと、俺だけのシュリでいて?」

「はい………」

「愛してる」

ギューって強いちからで抱き締められる。
大好きな四季くんの香り。
あったかい体温。