四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「どうする?シュリがやっぱり二人を許せないなら、許さなくていいんだよ。そしたら俺もシュリと一緒に戦うから」

首を横に振った。

「いいの。二人がしたことを私の中では許したわけじゃない。私が目の前にいることで、何度でも思い出すことになる。それでも二人がちゃんと向き合ってくれることが私自身の救いにもなるし、それにね」

「うん?」

「皐月くんと海斗さんって本当にバカだよね。あんなにお互いを求めてるのに、お互いに嫉妬しあって、海斗さんなんて嫉妬のやり返しに私に酷いことしたじゃない?そんな大バカ者達は私が正しくしてあげなきゃ!四季くんとの愛を見せつけて、あの人達にも教えてあげたいの。本当に一番幸せなのは、本当に心から愛してる人と生き抜くことだって」

「シュリ、ありがとう」

「なんで四季くんが?」

「俺とおんなじ気持ちで二人をだいじに想ってくれて」

抱き締めてくれる四季くんの熱。
ドク、ドク、ドクって伝わる鼓動。

悲しくて凍ってしまいそうだった心が、
四季くんの体温で溶かされていく。