「皐月くん…あの日、私がもっとちゃんと怒ってあげればよかった。他人がこんな目に遭ってたら絶対にいたたまれないのに、自分のことだし、友達だしって自分のことを蔑ろにしたのも悪かったよね。四季くんに隠し事なんてしちゃったから、私も四季くんを傷つけたよね」
「ぼくが弱かったからだよ。他人にばっかり救ってくれることを委ねてた」
「自分が悪いからって、自分だけが恨まれて、親友や恋人を救った気になるのは間違ってるよ…。私は皐月くんのことも海斗さんのことも平等に許しちゃいけないんだと思う。バカなことした皐月くんも、弱くて逃げたくなったからって皐月くんを傷つけて、こんなバカみたいなことした海斗さんのことも…」
「シュリちゃん…ごめん…。くだらないやきもちで、皐月がちょっとでも俺から離れる気持ちを持ってるんならもうそれでもいいやって…。四季は大切な家族なのに…そうじゃなくったってシュリちゃんに八つ当たりしていい理由にはならない」
「シュリが八つ当たりされる筋合いだってねーだろ!」
「ねぇ、私ね、二人を許さないね?」
「ぼく達がしたことは許されなくて当然だよ。許しを乞うつもりもない」
「ずっと、みんなのそばに居る。嫌でも私のこと忘れられなくして…自分達が愚かだったってずっと思いながら生きればいい…。間違ってたことを、本当に想いをぶつけなきゃいけなかったのが誰だったかを私が…何度でも教えてあげるから…」
皐月くんが鼻をすすった。
その背中を、両側から四季くんと海斗さんがさすった。
「ほんとにバカだよ…。愛してるなら愛してるひとのことだけ信じなさいよ!おかしくなって犯罪みたいなことするくらいならバカみたいに愛してるひとにだけ愛をぶつけてバカみたいに生きてけばいいでしょ!」
「ごめん…シュリちゃん…ごめんなさい…!」
離れることなんてできない。
放っておくことなんてできない。
だって四季くんも、皐月くんも海斗さんも、
もう私にとっての大切な人達だ。
大バカでもいい。
後ろ指さされたっていい。
付けあった傷を抱えて、
それでも愛が消せないならもがいてもがいて、愛し続けるしかないんだ。
第三者から見た当事者の恋愛なんて
きっと気持ち悪いことだらけなんだ…。
理解なんかされなくても今の地獄から引っ張り上げることができるなら、
私はこの人達を愛したい。
「ぼくが弱かったからだよ。他人にばっかり救ってくれることを委ねてた」
「自分が悪いからって、自分だけが恨まれて、親友や恋人を救った気になるのは間違ってるよ…。私は皐月くんのことも海斗さんのことも平等に許しちゃいけないんだと思う。バカなことした皐月くんも、弱くて逃げたくなったからって皐月くんを傷つけて、こんなバカみたいなことした海斗さんのことも…」
「シュリちゃん…ごめん…。くだらないやきもちで、皐月がちょっとでも俺から離れる気持ちを持ってるんならもうそれでもいいやって…。四季は大切な家族なのに…そうじゃなくったってシュリちゃんに八つ当たりしていい理由にはならない」
「シュリが八つ当たりされる筋合いだってねーだろ!」
「ねぇ、私ね、二人を許さないね?」
「ぼく達がしたことは許されなくて当然だよ。許しを乞うつもりもない」
「ずっと、みんなのそばに居る。嫌でも私のこと忘れられなくして…自分達が愚かだったってずっと思いながら生きればいい…。間違ってたことを、本当に想いをぶつけなきゃいけなかったのが誰だったかを私が…何度でも教えてあげるから…」
皐月くんが鼻をすすった。
その背中を、両側から四季くんと海斗さんがさすった。
「ほんとにバカだよ…。愛してるなら愛してるひとのことだけ信じなさいよ!おかしくなって犯罪みたいなことするくらいならバカみたいに愛してるひとにだけ愛をぶつけてバカみたいに生きてけばいいでしょ!」
「ごめん…シュリちゃん…ごめんなさい…!」
離れることなんてできない。
放っておくことなんてできない。
だって四季くんも、皐月くんも海斗さんも、
もう私にとっての大切な人達だ。
大バカでもいい。
後ろ指さされたっていい。
付けあった傷を抱えて、
それでも愛が消せないならもがいてもがいて、愛し続けるしかないんだ。
第三者から見た当事者の恋愛なんて
きっと気持ち悪いことだらけなんだ…。
理解なんかされなくても今の地獄から引っ張り上げることができるなら、
私はこの人達を愛したい。



