四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「海斗さんは、本当はどうなんですか?」

「後悔してるよ。シュリちゃんの言う通り、俺は逃げたんだ。今日だってやっぱり皐月のことが気になって様子を見に来たんだ。もし何も変わらず俺を見て駆け寄ってきたら、謝ろうって思った。全部嘘だって、皐月がいなきゃムリなんだって…言おうと思ってた」

「好きなんですよね?皐月くんのことが、まだ」

「…あぁ」

「だったら、二人が戻ってきたらすぐに皐月くんに言ってあげてください。きっと海斗さんのこと待ってるから」

「どうかな」

「え?」

「皐月はもう待ってないんじゃないかな」

「なんでですか?待ってるに決まってます。言ったじゃないですか、自暴自棄になって、あんなことするほど病んでるんですよ?」

「それってさぁ」

「はい?」

「俺の言いつけを守って、女に走ってみようって思ったんだよね?見境いなく」

「海斗さん…?」

「確かにさ、自暴自棄の八つ当たりかもしれない。幸せな四季が妬ましかった、とかね?だからって親友との関係も壊れるかもしれないのに、彼女を襲ったりするかな?」

「海斗さん…どうしたんですか?」

「正直ね」

「はい…」

「やきもち、やいてるかも」

にじり寄る海斗さん。

後ろに下がる私の背中が、ソファのアームに当たった。