四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

「ねぇーってば…もっと触れたくなっちゃうから…」

「我慢できない?かーわいー…」

「も…ゃ…」

「いいよ、素直になって?」

「四季くんッ…!」

ドンって壁を殴られる音がした。

サッと血の気が引いたのは一瞬のこと。

四季くんはなんにもしてないのに、
大好きとか可愛いとかいっぱい耳元で囁くから、心臓がキュッてなって、意識を全部持っていかれてしまう。

四季くんが使っていた枕を掴んで、壁に向かって放り投げた。

ボフって音がして、
それに対してまた壁が殴られた。

「あーもう、うるさいなぁ」

私の体を無理矢理自分のほうに向けて、
「もう知ーらない」なんて言って深いキスをされてしまう。

「…ッ」

「もういいよ、我慢しないで?」

壁の向こう側を気にする余裕なんて与えられない。

頭の中を四季くんでいっぱいにされて、
求めるように何度も何度も四季くんの名前を繰り返した。

こんなの絶対に良くないのに、
冷静な判断を奪われていく。

四季くんの溺愛で、私の理性はボロボロだ…。