四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

………で、時計の秒針が刻む音を聞き続けて、もうすぐ一時間が経とうとしているんだけど………

眠れませんっ!

「どうしたの?」

「へっ!?いや、えーっと…」

隣の部屋の二人の様子が気になって眠れないなんて口が裂けても言えない。

ゴロゴロと何度か寝返りを打っていたら、
四季くんに「暴れないー」って止められて…。

そもそも、四季くんとおんなじベッドで安眠なんてできるわけがない。

お昼寝とかはあるけれど、
そんなのは寝落ちに近いし、
あんなことやこんなことしてるからって…同じベッドでただ寝ましょう!っていうのはなんだか落ち着かない。

「どうしたの、ちゃんと言って?」

「それは…だって落ち着かなくてっ…」

「落ち着かない?なんで?」

「だってだって…!やっぱこんな状況おかしいよ。隣に…その…カップルもいるし」

「あぁ…なーんだ。シュリ、二人のことが気になって眠れなかったの?」

「ふぇっ!?違うから!」

「ちがくないでしょ?」

「違うもん…」

「ドキドキしちゃうよね?愛し合ってる恋人達がすぐ近くで寝てるとさ」

「だーかーらー!」

「しーっ。二人の邪魔しちゃうかもよ?」

耳元で囁いた四季くんが私にまたがって、
四季くんのくちびるで声を抑えられた。