四季くんの溺愛がいくらなんでも甘すぎる!

海斗さんは一体なにに悩んでいるんだろう。

誰がどう見たって、海斗さんのそばにいる皐月くんはあんなに幸せそうなのに。

私と四季くんが付き合っていることだって批判したいひとはいるんだから、性別なんて関係ない。

「ねー!そっちはどうー!?」

庭から皐月くんが大声で呼んでいる。

「いい感じー!」

海斗さんが叫び返した。

大皿に盛られたら野菜やお肉を持って、庭に設置されたテーブルに並べた。

「二人ともありがとう。大変だったでしょ」

「慣れてるから大丈夫。海斗ー!母さん呼んできてー!」

海斗さんが四季ママを連れてきて、バーベキューが始まった。

「ほらシュリちゃん!どんどん食べなさい!ちょっと男達、シュリちゃんの分まで食べないの!」

四季ママがどんどん私のお皿に乗せてくれるお肉やきのこ、とうもろこし、ソーセージとかが山盛りになっていく。

「四季ママも食べてくださいー!」

「あー、女の子ってほんと可愛いわ。シュリちゃん、早くうちの子になってね?」

「母さん、シュリを困らせるなよ」

「うるさいわね。もう昔っからうちには男ばっかり!四季がこーんなに可愛い子を連れてきてくれて、ほんっとに報われたわ!」

「あ…あはは…」

山積みになっていく私のご馳走達を、四季くんが食べてくれた。

皐月くんと海斗さんは二人ですごく楽しそうだし、
四季ママは何がそんなに可愛いのか不明だけど、
可愛い可愛いって私の世話ばかり焼いてくれる。

この過保護な感じ、四季くんにすごく似てる。