君がいない



ベッドからゆっくりと身体を起こし、あたしは君に笑いかける。




「いつも朝ごはん作ってくれてありがとう」


「えっ? なんだよ、急に……」


「今度は、あたしが朝ごはん作るよ」




そして……――。


君から注がれた愛情に、
あたしもまた、惜しみない愛情を注ぐよ。



そして、
いろんなことを、もっともっと話そう。



君は、世界でいちばん大切な人だから……――。






――fin――