先輩の理性、疼かせてもいいですか?

「なんで…お前ら…」

「よつばさん、初めましてなのに申し訳ないんですけど…ちょっと私達のことナメすぎましたよね?」

「は…?」

「感じるんですよ。なんとなくですけど、離れていてもふたば先輩じゃないってことくらい」

「そんなわけねーだろ!」

「でも分かっちゃったんです。ふたば先輩がただプラスなだけだったら気づかなかったかもしれない。でも私達は純血種なんですよ。特別な、選ばれた細胞なんです。先輩のフェロモンも私のフェロモンもずっと、繋がっちゃってるんです」

「そ。だから私、おねーちゃんに利用されちゃったんだよねー」

「モナ。変な言い方しないでよ」

「ごめん、ごめん。ま、私はイケメンとヤレるなら大歓迎ってことで?オッケーしたんだけど。こんなにイイ男を騙せるなんてゾクゾクするし?」

「モナちゃん、こわいね」

ふたば先輩が苦笑いしちゃってる。
でも本当に、私達が双子なおかげで回避できた。

モナが居なかったら今頃は大惨事だ。

「あのさぁ、兄さん」

「なんだよ…」

「将来のことはぜんぶ譲ってあげる。でもセナのことは譲れないから。俺の命と引き換えても、ね」

「よつばさん?そろそろ拒絶反応、出ちゃうんじゃないですか?」

さっきの仕返し。
追い討ちをかけた私を見て、よつばさんは血相を変えて部屋を飛び出していった。

「モナ、早く服を着なさいよ」

「えー、もしかしてふたばさんが見てるから嫉妬してるー?」

「バカ!報酬あげないよ!」

「あーん、お姉様、嘘です!」