先輩の理性、疼かせてもいいですか?

それからの日々は、校内でふたば先輩とすれ違うたびに、摂取する抑制剤の量も増えてしまうし、

私と先輩が純血種だって噂はあっという間に広まった。

最初のほうこそ女子の先輩達からちょっといじわるはされちゃったけれど、
「本当の」恋人みたいに、ふたば先輩が守ってくれた。

ふたば先輩と出逢ってから二ヶ月くらいが経った放課後。
いつもの生徒会室の密室で、ふたば先輩の、私専用の抑制剤を摂取させていただいている時だった。

生徒会室に出入りすることにもだいぶ慣れてきた。

一応、お互いに周りには配慮して、
役員さん達が外出しているときに会っているんだけど…。

私の気が済むまで、先輩はいつも頭を優しく撫でて待ってくれている。

ふかふかのソファに二人で腰を沈めて、
先輩の足の間にすっぽり収まって経口摂取する時間。

静かで濃密で、先輩の香りをじかに感じて脳がクラクラする。

純血種と出逢ったプラスには、抑制剤とは別に、摂取された血液を補うためのサプリメントが処方される。

大抵はそれで大丈夫なんだけど、
ふたば先輩は「貧血気味なんだからあんまり激しくしないでね?」なんて囁いてくる。

そんなことを言われたら肌がピリピリってして、
やめなくちゃいけないって頭では分かってるのに、私の細胞が「もっと欲しい」って疼いてしまう。