「分かってるって。ところでさ、昨日演説台に立って思ったんだけど。緞帳傷んでない?」
「…はー、言ってるそばから。はいはい、具合を調べて修繕依頼しますよ。みんなも、行くぞ」
呆れた顔で副会長さんが役員達を連れて生徒会室から出ていった。
お団子の先輩だけがやけに嬉しそうに笑っている。
「ふたば先輩、わざとですか?」
「んー?」
「緞帳」
「ううん?本当だよ」
「…へぇ。よく見てるんですね」
「生徒会長だからね。…おいで」
会長席から立ち上がった先輩が手を差し出した。
ピリピリって細胞が、毛穴が浮き立つのを感じた。
また、抗えない。
先輩に近づいてその手を握ったら、
私達だけの特別な部屋へと連れこまれてしまう。
「…はー、言ってるそばから。はいはい、具合を調べて修繕依頼しますよ。みんなも、行くぞ」
呆れた顔で副会長さんが役員達を連れて生徒会室から出ていった。
お団子の先輩だけがやけに嬉しそうに笑っている。
「ふたば先輩、わざとですか?」
「んー?」
「緞帳」
「ううん?本当だよ」
「…へぇ。よく見てるんですね」
「生徒会長だからね。…おいで」
会長席から立ち上がった先輩が手を差し出した。
ピリピリって細胞が、毛穴が浮き立つのを感じた。
また、抗えない。
先輩に近づいてその手を握ったら、
私達だけの特別な部屋へと連れこまれてしまう。



