そうして案内されたのは、学校の屋上だ。

生徒立ち入り禁止のはずの屋上の鍵を露木さんは持っていて、妃総長だったということを思い出させる。

「っはよ〜」

そういって思いっきりドアを開ける露木さん。

俺はその後ろから恐る恐る、なるべく存在感を消して入った。

「はよって…」

中に入ったら3人男の人がいた。

そのうちの1人と目が合うと、その人は止まってしまった。

上から下まで俺のことを見ると、

「あやめ、そいつ…」

その反応になって当たり前だ。

俺はあの”良也を虐めた酷い朔良(おにいちゃん)”なんだから。

「え…朔、良…?」

もう1人も俺の名前を知っていたのか、そういう。

「あやめどうしたんだ。」

最後の1人は低い声でそう言った。

っ、殺される…?