エイプリルフールの告白


私は家のカレンダーをぼうっとを眺めた。


三月二十八日、木曜日。


それは、今日の日付。
 

私、日野桃姫(ひのとき)、中2。
 

勉強は少しできて、運動は好きだけどできないという悲しい事実を持つ私だった。
 

けど、一匹狼ではない。
 

クラスでは少し浮き気味の私だけど、少ないけど友達を持っていた。
 

そしてもちろん、初恋もある。
 

私は4月のカレンダーを見た。


「エイプリルフール、か……」
 

エイプリルフール。嘘をついても良い日らしい。
 

別に私は興味ない。……と言いたいけれども。
 

私の好きな人に、「嫌い」と言って、「今日はエイプリルフールですから、嘘つきました。すみません」って言えば、わかってくれるんじゃないかな?と期待していた。