「秋道さん。あの足枷と鎖、いつから用意してたんですか?」 いろいろ頭の中に不満が渦巻く中、帰り際に問うてみた。 「あー、あれね。茜ちゃんを好きになってすぐだったかな。知り合いのツテで購入したんだ。いつでもこの部屋に閉じ込められるよーにってね」 さらりと言いのける、この狂人っぷり。 それをゆるさで全てカバーしてるんだもん、 雰囲気って偉大だ。