病んだ心をつまびいて



このひと、ぜったい寝てた。



普段からあっちこっちに跳ねてるくせっ毛はさらに大爆発してるし。
眠たそうな目だってほとんど開いてない。



声もとろんとしてて寝起きですって言っているようなものだ。




「秋道さん、おはようございます」

「あれ、なんで寝起きってばれた?」


「鏡で確認してください。
全身が物語ってますから」




肩をすくめる私。


一方秋道さんは爆発した髪を触りながら
「うわ寝癖すごい」とのんきに笑っていた。