病んだ心をつまびいて






『ごめんね、ごめんなさい茜』




私を抱きしめているのはお母さん。



大好きなはずのぬくもりも、においも、なぜだかその声を聞いていると悲しくなってきて



『いいんだよ。私がぜんぶ、ぜんぶ』





ごくんと、飲み込んでしまえばいいんだから。