「……もう、最悪」
恋愛、学校生活。
秋道さんの狂気がアクセル全開となったことで、私の日常がみるみるうちに崩れ始めている。
こわい。
見据える未来に光なんて見えない。
どうしたらいいの……どうしたらよかったの……
ふらつく足で立ち上がり、ゴミ箱に紙束を捨てた。
教室に行きたくない。
けどそうも言っていられない。
昨日だって無断で学校を飛び出してしまったばかりだし。
遅刻や欠席は受験に大きく響いてくる。
今は重要な時期だ。
これ以上は穴を空けられない。
新山くんに訊きたいこと、疑問。
様々あるけど、とにかく地獄へと向かうしかない。
これまでにない拍動にさらされながら、私は教室から出た。



