な、ななな なんだこのゾンビ?! 失礼極まりなくない?! 不快感通り越して仰天していれば、とつぜん秋道さんがふらりと倒れかかってきた。 ──トスンと肩に頭を乗せられる。 モジャふわな髪が首すじをくすぐった。 『ちょっ、と?!』 『……いた』 『は、はい?』 『おなかすいた』 ……おなかすいた? え、もしかしてこのひと お腹すいてるからこんなげっそりしてるの? それについさっき"空腹を満たせない"とかなんとか言ってたし。