☆☆☆
アルコールなしでもこんなにグッスリ眠ることができるんだ。
満腹になった幸は幸せな眠りを貪っていた。
出勤までにはまだまだ時間もあるしもう少しこうして……。
「おい、起きろ」
その睡眠は布団を剥ぎ取られることによって打ち消されてしまった。
薄目を開けてみると目の前にアレクの顔があって、思わず悲鳴を上げる。
朝からイケメンを目の前で拝めるなんて夢みたいな生活だけれど、ちょっと距離が近すぎる。
「なにを恥ずかしがってるんだ?」
当のアレクは幸が真っ赤になっている原因がわからずに怪訝そうな表情だ。
「な、なによ。もう少し時間はあるでしょう?」
まだアラームだって鳴っていない時間帯だ。
「もう遅いくらいだ」
アルコールなしでもこんなにグッスリ眠ることができるんだ。
満腹になった幸は幸せな眠りを貪っていた。
出勤までにはまだまだ時間もあるしもう少しこうして……。
「おい、起きろ」
その睡眠は布団を剥ぎ取られることによって打ち消されてしまった。
薄目を開けてみると目の前にアレクの顔があって、思わず悲鳴を上げる。
朝からイケメンを目の前で拝めるなんて夢みたいな生活だけれど、ちょっと距離が近すぎる。
「なにを恥ずかしがってるんだ?」
当のアレクは幸が真っ赤になっている原因がわからずに怪訝そうな表情だ。
「な、なによ。もう少し時間はあるでしょう?」
まだアラームだって鳴っていない時間帯だ。
「もう遅いくらいだ」



