悪魔なあなたと結婚させてください!

☆☆☆

そう。
私は頑張っている。

努力を続けているし、その結果キレイになった。
人気だって手に入れたし、嫌がらせもなくなってきた。

それは全部自分自身が変化してきたからだ。
「そろそろいいんじゃない?」

ある日の休日、ジムから戻ってきた幸はアレクへ向けてそう言った。
「いいってなにがだ?」

「今日ジムで体重をはかったら43キロだったよ。ウエストも57センチになってた」
見事にくびれてほぢょく筋肉のついた腹部を見せる。

しかしアレクの反応は薄かった。
目を細めて「それがなにか?」と、聞き返してくる。

「私キレイになったよね? アレクがそれを望んだんだよ?」
そっとアレクに近づいて、その手に触れる。