悪魔なあなたと結婚させてください!

本当なら、たったあれだけ言い返して終われるはずはなかったんだ。

「私は今までずっとひどいことをされてきたんだよ? どうして相手に気を使ってあげなきゃいけないの」

幸はそう言い放つと、ムスッとした表情でアレクにそっぽを向いたのだった。