と、否定しながら定食を受け取る。
幸の茶碗だけ、どう見ても他の人よりも大盛りごはんがもられている。
おばちゃんに悪気がないだけあってなにも言えずにそのまま受け取って席へ向かった。
できるかけ朋香と和美から離れた場所を選んで座ったのだけれど、ふたりは目ざとく幸を見つけて近づいてくる。
「ちょっとなにこれ」
そう言ったのは和美だった。
和美は幸の持っている野菜定食を指差してすでに笑いそうな顔をしている。
「こんな山盛りご飯の野菜定食なんて見たことないんだけど!」
和美の声を引き金にしてどっと笑い声が社食に満ちる。
慌てて自分のご飯を隠そうとするけれど、もう遅かった。
幸の周りにはあっという間に人だかりができていて、漫画盛りにされたご飯を見てみんなが笑う。
「これじゃ野菜がメインなのか米がメインなのかわかんないねぇ? でも佐藤先輩にはちょうどいいんじゃないですかぁ?」
和美のそんな声を聞きながら幸は一番奥の席へと逃げたのだった。
幸の茶碗だけ、どう見ても他の人よりも大盛りごはんがもられている。
おばちゃんに悪気がないだけあってなにも言えずにそのまま受け取って席へ向かった。
できるかけ朋香と和美から離れた場所を選んで座ったのだけれど、ふたりは目ざとく幸を見つけて近づいてくる。
「ちょっとなにこれ」
そう言ったのは和美だった。
和美は幸の持っている野菜定食を指差してすでに笑いそうな顔をしている。
「こんな山盛りご飯の野菜定食なんて見たことないんだけど!」
和美の声を引き金にしてどっと笑い声が社食に満ちる。
慌てて自分のご飯を隠そうとするけれど、もう遅かった。
幸の周りにはあっという間に人だかりができていて、漫画盛りにされたご飯を見てみんなが笑う。
「これじゃ野菜がメインなのか米がメインなのかわかんないねぇ? でも佐藤先輩にはちょうどいいんじゃないですかぁ?」
和美のそんな声を聞きながら幸は一番奥の席へと逃げたのだった。



