学校一のイケメン達は、お姫様を溺愛中。①不思議な美少女、捕まえました



【何でもない、今から行く。どこにいけばいい?】



ピロリンと、お父さんから連絡が来た音があたりに響いた。



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お父さんとお母さんがいる部屋に正座する。


…っ…めちゃくちゃ…緊張するっ…。



この気配からして、だいぶ大事で…深刻な事。


まさか、なんか大事件が起きた、とか…?



ネガディブな事しか想像できなくて、とにかく落ち着くために深呼吸を繰り返す。


は、はやく…言ってっ…。


お母さんが私の考えを読んだように、お父さんを小突いた。



「ほら、迷ってないで早く言いなさい」



「うううううー、嫌だあああああぁ」



「お、お父さん…⁉︎泣かないでっ…‼︎」


だばあっと滝のように涙を流すお父さんを取り敢えずなだめる。



「ううっ、だってこんなに可愛い桃をよくわからない危険な所に放り込む訳にはっ…」



「……」


また、始まった…過保護。


私に可愛い可愛い言っているお父さん。



そんな訳ないのに…お父さんは親バカだな…。



どこからどう見ても私なんて可愛いなんて場所に分類されないくらい。